ポトレはロケ地で決まる

ポトレはロケ地で決まる

いつもロケ地を探しておく

2022/9/21


良い写真でしょう。鼻が赤いのは寒いからですよ。場所は飛騨高山。それっぽいですよね。ただ、座っているだけで、雪の中、白川郷というだけで、写真が違って見える。これが駅のベンチなら?
他に沖縄とか、渓谷とかポートレートは女子のファッションが派手な人じゃなければ、ほとんど田舎が似合います。日本的なね。そして水着なら海ですよ。
極論で言うと、水着の写真を白壁スタジオで撮影したのと、エメラルドグリーンに輝く南の島で撮影したのと、どちらが良く見えるかって話です。同じモデルさんだったら断然海。違うモデルさんでも、海だと思います。
あなたがどんなに腕がたつアマチュアでも、世界の絶景でポトレ撮影してきた写真と、あなたが台場や天王寺やどこかのプールで撮ってきた写真とは比べ物にならないのです。サハラ砂漠の誰もいない砂丘で、フルヌードを若い女子にやってもらった作品と、あなたの汚い部屋で裸になってもらった作品と比べたら、サハラ砂漠ですよ。完敗です。腕があなたの方が上でも、今は最新カメラでそれなりの写真が撮れてしまう。
ポートレートの上手い人の順位は、一、腕。二、モデル選び。三、ロケ地。最後にずーと離れた所にカメラです。
カメラはどちらかと言うと、レンズの方が大事で、高価なレンズで撮影すれば良い描写が得られる。
さて、ロケ地の探し方です。 あなたが撮影以外にどこかに出かけたとします。世界の絶景じゃなくても良い場所はあるもので、そこをスマホで撮影しておいて、後年、モデルさんが見つかったら連れて行くんです。私は埼玉県に在住しています。埼玉の、「撮影しやすい、背景の良い場所」はいっぱい知ってます。息子と遊びに出かけた時も、「ここでモデルさんを撮れそうだな」と考えています。

沖縄と飛騨高山のロケです。近所の公園とはレベルが違いますよ(笑) すべて中型カメラで撮影してあります。オートは一枚もありません。海での逆光の連続撮影は、陽がどんどん沈んでいくから、露出計を使えず目測。飛騨では、テスト撮影用のカメラが寒さで動かなくなり、すべて一発勝負の写真です。この経験は、デジタルカメラには応用できないけど、SDカードでも一枚、一枚、大切に撮りますよ。前に見せた、浅川ちひろさんモデルの逆光の階段の写真が、ガテン兄ちゃんに絡まれたから一発勝負でしたね。絡まれた時間も含め、15分くらいで引き上げました。


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